極楽旅行
湾岸列車の夏 |
ある日突然、電話がかかってきた。
「写真撮るなら、いい場所があるんだけど。行ってみない?」
そんなふうにしてふらっと出かけた夏。
湾岸列車に乗り込んだ暑い夏の思い出。
横浜・鶴見線
品川から京浜東北線でJR鶴見駅へ行きます。 鶴見線≠ニいうのは横浜地区の工業地帯に沿って走っている電車で全国でもめずらしい路線です。 通勤時間の朝夕以外は、1時間に数本しか発車しないので、乗り遅れないように急ぎます。 では、出発進行!! |
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この時間帯は、この列車に乗っている人はほとんど誰もいません。ときおり高校生の集団や休日出勤らしい人が乗り降りする姿を見かけます。のどかで静かな時間です。 |
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鶴見線の路線は短い列車なのですが、言ってみれば終点が3つあります。 |
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ホームから線路に降りてみる。 |
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線路にくっきりと陰を落とす。 無人の駅なので、廃虚のような、 |
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駅の全貌。 そろそろホームに戻ります。 |
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あさの♂wを出るとすぐに、運河沿いに走ります。 向かい側はコンビナートのようになっています。 |
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数年前まで日本でも有数な古い列車が走っていたらしいのですが、廃線となってしまったそうです。 |
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とても気持ちがいいです。 |
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まわりは工場地帯が続いています。 季節や時間によってこの景色のいろんな表情が見られそうです。 |
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この駅自体が会社の中にある‥と考えればいいのだと思います。面白いです。 |
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ホームからは出ませんが、折り返しの切符が必要になります。 ↓これに乗って帰ります。 |
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観光とは、ほど遠い合理的な列車ですが、その偶然が、こんな景色を生みだしてくれました。 湾岸列車≠ェ運んできた、暑い夏の思い出です。 |
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